6年後に東京オリンピックを控える日本。10代選手の活躍が期待されるが、女子選手特有の深刻な問題があることがわかってきた。激しい練習と食事制限によって引き起こされる「無月経」だ。
月経が止まると、骨の形成に欠かせない女性ホルモンの分泌が減り、疲労骨折を起こしやすくなる。その結果、選手生命を断たれてしまうケースも少なくない。女性の場合、10代は生涯の骨の強さが決まる重要な時期。無月経に適切に対処しないと、将来、妊娠しにくくなったり、骨粗鬆症になったりする危険もあると専門家は指摘する。
NHKでは女子選手と指導者に大規模アンケートを実施。その実態を初めて明らかにし、解決策を探る。 (番組公式HPより転載)
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